説明するまでもないけれど、グエル公園は、バルセロナの資産家グエル氏がバルセロナ市の発展を見越して計画し、
  
ガウディに建設を要請した田園都市です。イギリスのガーデンシティを手本として、住居のほかに公共施設(市場、
  
教会、遊歩道など)を建設して住宅地として販売する計画でした。しかし、グエル氏の死去で計画は未完(建設
  
期間:1900〜1914)に終わり、現在はバルセロナ市の公園(1922年寄贈)として開放されています。
  
  
この中央広場からは眼前にバルセロナ市の新市街から旧市街、地中海と眺望がひらけます。周囲は波状のベンチ
 
で囲まれています。ベンチはタイルを使ってモザイク模様になっていて、グエル公園の象徴となっています。

少し多めに写真を掲載しますので、モザイク模様をお楽しみください。モザイク模様はガウディの最も信頼した弟子の
 
ジョゼップ・マリア・ジュジョールの仕事で、その色彩感覚とガウディの造形とが見事に融合しています。
  

左側のクレーンが見えるところがサグラダファミリアです。 グエル公園は1984年に世界遺産に登録されています。

  
inserted by FC2 system