面 舵 い っ ぱ ー い
「間違いない」
目標など見えなかったが
自信を持って突き進んできた
夏の灼熱などものともせず
むしろエネルギーにして
突き進んできた
その時々を楽しみながら
だがどうだ
朧気ながら形をなしてきたものは
心に描き目差してきたものには
ほど遠い
「これでよし」
言って言えないこともない
だが
夏はまだ終わらない
力はまだ残っている
「面舵いっぱーい」