今日の一枚 |
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最 後 の 晩 餐 |
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撮り残しの街角を歩き回って、バルセロナ最後の一日も夕暮れ近くになった。 一旦ホテルに戻り、カメラ1台だけを持ってホテルを出た。午後7時半。 歩き回るのはやめにして、ホテルの近く Port Vell (=Old Port) を歩いた。 地中海の潮風が心地よい。 テラス席が準備万端の店が目に入った。 Sedna 最後に食べたいものは決まっていた。ムール貝にイベリコ豚。 昔覚えたスペイン語を苦使(駆使ではない)して注文を終わった。 オリーヴの実の漬物をつまみながらビール。 テーブルの上にあった分厚いメニューを開くと日本語もあるではないか。 (しかし、フルコース一つしかなかったが) Camarero(給仕)が自信ありげに言った通り、 ムール貝とイベリコ豚はそれぞれいい味で、 バルセロナの旅の締めくくりにふさわしいものだった。 ******************** ホテルに戻ってから店の案内を読んだ。概略次のように訳せる。 「バルセロナのベイエリア“Port Vell”にあるレストランSedna(セッナ)は、 13世紀の建物を改装したもので、ユネスコにより、カタルーニャ・ゴシック様式の 芸術遺産に指定されている。ミゲル・セルバンテス(ドンキホーテの作者)も 訪れたといわれている。」 ++++++++++++++++++++++ 食事の途中で空が騒々しくなり、ヘリコプターは上空で滞空姿勢となった。 望遠で撮影するとPoliciaと読めた。 一点だけの監視体制になったのだろうか。 近くの道路をパトカーが走り回り始めた。 |
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