青葉台東急スクエアのベンチ
    
    
 東急田園都市線・青葉台駅を取り囲むように青葉台東急スクエアがある。7棟のビルがすべてデッキで結ばれて展開する専門店街だ。青葉台駅開業以来、何回かリニューアルを繰り返した結果だ。柿の木台に住みながらその変遷を見てきた。

 柿の木台の建売を徹夜で行列を作って購入した人たちも、今は、可愛い孫たちに目を細め、あるいは夫婦二人で静かに日常を楽しむ年代となった。柿の木台ともえぎ野の境界となるけやき通りでは、この30数年の間に、少なからぬ店が姿を見せ、消えていった。街が求める店だけがそこにある。

 青葉台東急スクエアは現在のコンセプトを「ショッピングが楽しめるだけでなく、思いのままにくつろげるやすらぎの街でありたい」と説明している。ベビーカーは貸し出され、エンジェルスペースと称して、ベビー休憩室には、給湯器をはじめ、女性専用授乳室(イス5台・テーブル2台)、ベビーベット6台、おむつ用ゴミ箱、飲料自販機(ヤクルト・ヨーグルト)、簡易遊び場、子供用トイレ、ソファ等があるとのこと。また、多機能トイレには、男性用、女性用すべてのトイレに、ベビーベット、ベビーシートを備えつけられているとのことである。

 この写真は、South-1別館からSouth-1本館へ地下で通じる場所。テーブルと椅子。どのようにでもお使いくださいということのようだ。かなりのスペースなのだが、コンセプトの具体化の結果なのだろう。これならベンチも期待できる。次へどうぞ。
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