今日の一枚
暖 簾
だしを小脇に抱えた蕎麦が
口の中に香りを残し
喉をちょこちょこっとくすぐり
一瞬たりとも躊躇せず
一気に食道を駆け下り
胃におさまる。
そんな感じの暖簾である。